岡本太郎やイサム・ノグチ、ルネ・ラリック(Rene Lalique)ら多くのアーティストのコラボレーションで知られるフラワーアーティストの川崎景太による「花のメッセージ」展が、東京のワールド北青山ビルで1月22~30日に開催される。ワールドグループは自社ビルで展覧会などを開催することにより、地域のコミュニケーションと文化の創出を目指しており、同イベントはその一環だ。
高さ3メートルのタペストリー約40点と生花を組み合わせた作品や生花を大胆に使った屏風のアート作品、癒しの箱庭などを通して、植物の持つ生命力が体感できる空間になっており、フォトスポットも多数ある。
同展初日には、川崎と神戸ファッション美術館の浜田久仁雄学芸員によるトークイベントを開催するほか、25日には、川崎がワールドグループから出た廃材を植物と融合させる“サステナブル”をテーマにしたデモンストレーションや、“暮らしに息づく命のコケ玉”のワークショップを行う。
川崎はマスメディアを中心に、既存のフラワーアレンジメントの常識を打ち破る斬新な作品を発表するフラワーデザイン界のリーダー的存在だ。