「WWDジャパン」1月27日号は年始恒例企画の「CEO特集」です。総合アパレル、セレクトショップ、SPA(製造小売り)、服飾雑貨、インテリア、ECやテック系など、日本を代表するファッション企業20社のトップが今年の展望を語ります。今回のテーマは“大転換”。デジタル化の進展やサステナビリティの高まりなど消費環境が様変わりする中、これまでのように単に「服を作る」「服を売る」といったやり方が制度疲労に陥っています。ビジネスモデルの大転換に動かなければ、生き残りは難しい状況です。2020年代に入った節目に、経営者はどんなビジョンと具体策を持っているのか。今後のファッション業界を占う上で必読です。
ニュース面ではZOZOの澤田宏太郎社長を直撃取材しました。昨年9月に創業者である前澤友作氏の電撃退任を受けて就任した澤田社長は、カリスマなき後のZOZOをどのように導くのでしょうか。また、高品質ダウン(羽毛)を一手に担う河田フェザーのリポートも読み応えがあります。国内外の有名ブランドから引っ張りだこのダウンは、伊勢神宮近くの理想的な地下水と医学博士号を持つリーダーのユニークな経営手法によって作られていました。最終回を迎えた連載「渋谷パルコの作り方」では、なぜか館内から出ないとたどり着けない古着店「ベルベルジン」の出店裏話を紹介します。「ファッションパトロール」ではミニマリストとして人気のユーチューバー“ロン毛”の自宅にお邪魔しました。