ビジネス

PR会社のステディ スタディがサニーサイドアップグループの傘下に

 PR会社のステディ スタディ(吉田瑞代・代表取締役)は1月27日、PR代理店大手のサニーサイドアップの親会社のサニーサイドアップグループ (次原悦子・代表取締役社長、以下SSUG)へ全株式を譲渡し、傘下に入ることを発表した。譲渡金額は6億円となる。

 吉田代表取締役はそのまま代表に留まる。またSSUGの渡邊徳人・代表取締役副社長をステディ スタディの代表取締役副社長として迎えるほか、ステディ スタディの岡本慶美、石川亜耶、大竹貴也の3人が執行役員に就任する予定だ。同社は今年創業20周年を迎え、さらなる成長を企図して、多種多様なマーケティング・コンテンツ開発事業を手掛けるSSUGの傘下に入ることを決定。社内体制の強化を図り、より一層の事業発展を目指していく意向を示している。

 ステディ スタディは、2000年にファッション・ライフスタイルブランドのPRを代行するアタッシェ・ドゥ・プレスの先駆け的存在としてスタート。これまで「サンローラン(SAINT LAURENT)」「ディオール オム(DIOR HOMME)」「クロエ(CHLOE)」「モンクレール(MONCLER)」などを手掛け、国内外でのPR・マーケティング事業を幅広く展開し、グローバルなネットワークやブランディング分野での提案力を強みに成長してきた。

 ステディ スタディの2018年12月期の売上高は4億7300万円、経常利益は5700万円、純利益は3800万円。一方、純資産が1億5200万円、総資産が2億4000万円だった。株式の譲渡実行日は3月1日を予定している。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

ラン&フィットネス特集2025  イノベーションが加速するラン市場を深掘り!【WWDJAPAN BEAUTY付録:転換期迎えるドラッグ&バラエティーストアのPB 新たな流れを創出】

「WWDJAPAN」2月24日号は、“ラン&フィットネス”と題した恒例のスポーツ特集です。今回は、改めて国内外で熱を帯びているランニングのマーケットにフォーカス。3月2日には、約3万8000人が出走予定の東京マラソンも控えており、ランニングを意識する機会は増えそうです。

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。

バナーイメージ