「WWDビューティ」は1月24日に、イベント「ビューティテイスト・トーキョー(BEAUTY TASTE TOKYO)」を東京・新宿のルミネゼロ(LUMINE 0)で開催した。セルフコスメ市場の盛り上がりを背景に、年に2回セルフコスメの特集を組む「WWDビューティ」が、実際に製品を試して魅力を体感できる場を提供したいとの思いからイベントを実施。ビューティ業界関係者を招待した午前の部と、マイクロインフルエンサー・一般向けの午後の部を実施し、延べ約1000人が来場した。
午前の部は「WWD JAPAN.com」編集長の村上要によるパネルディスカッションからスタート。アイスタイルの吉松徹郎代表取締役兼CEOとモテクリエイターのゆうこす(菅本裕子)を迎え、「セルフコスメの未来を考える」をテーマにトークを繰り広げた。
今年1月にプレステージブランドからセルフコスメまで約200ブランドを扱う「アットコスメ トーキョー」をオープンした吉松社長は「お客さまのポーチの中にはセルフコスメもデパコス(百貨店で取り扱われるコスメ)も関係なく入っている。これまでは売り場が分かれていたが、流通に関係なくいいブランドに出合える場をつくりたかった」とオープンの秘話を語った。自身も消費者として多くのセルフコスメを愛用するゆうこすは「最近のセルフコスメは低価格なだけでなくおしゃれ。トレンドが多様化する今、セルフコスメでトレンドを楽しむことは賢い選択だと思う」と話し、村上編集長は「ファッションブランドが化粧品を作る時代になり、今後はますます垣根がなくなっていく。メディアもフラットに情報を発信していく必要がある」とさらなる市場の盛り上がりを予測した。
製品発表会では、セルフコスメブランドの発信の場を広げるべく「WWDビューティ」がブランドプレゼンテーションタイムを用意。担当者が新商品や一押しアイテムを紹介した。
午後の部のステージではヘア&メイクアップアーティストのイガリシノブ、長井かおりらによるメイクアップショーやヘアアレンジショーを実施。続くトークショーにはアーティストのMattが出演し、“アイシャドウ男子”の村上編集長も驚く知識量でコスメへのこだわりを語り、会場を沸かせた。
ステージ以外では、ブランドブースとヘア&メイクアップアーティストによるタッチアップコーナーを設置。カウンセリングを受ける機会の少ないセルフコスメの使い方やメイクのコツについて、直接レクチャーを受けられる場となった。豪華商品が当たるスタンプラリーもあり、多くの来場者が全てのブースを回って製品を試し、セルフコスメの魅力を楽しんだ。
CREDIT
PHOTO:IIZUKA KOHEI STYLING:MASUMI YAKUZAWA(AYUMI TURNBULL, AYANA SHIBATA), AKIRA ITO(ITO MIYASE), RINA KATO(YUKO SUGAMOTO) HAIR & MAKEUP:JHUN TAKAYAMA/NUDE.(YUKO SUGAMOTO)
AYUMI TURNBULL : ジャケット6万3000円/ピンコ(ピンコ ジャパン03-5778-9861)、トップス2万9000円、チョーカー4万2000円/以上ソマルタ、スカート2万6000円/スリウム(以上エスティーム プレス03-5428-0928)、シューズ2万5800円/イエロ(www.yelloshoes.com) YUKO SUGAMOTO : ワンピース5万8000円/エイチスリーオー ファッションビュロー(クローゼット03-6712-6180)、ピアス各2万4000円、人差し指リング(7種セット)5万2000円、中指リング1万8000円/以上イーエム(イーエム表参道店03-5785-0760) ITO MIYASE : トップス、ネックレス/以上スタイリスト私物 AYANA SHIBATA : シャツ・スカート参考商品/以上アデリー(オフィス サプライズ03-6228-6477)