「WWDビューティ」1月30日号は、2020年春夏のスキンケア特集をお届けします。今季は日焼けケアの根本ともいえる日焼け止めの発表が相次ぎ、その背景としてUVケアに対する意識の向上やニーズの多様化が挙げられます。本特集では最新のUVケアアイテムをキーワード別にラインアップ。新ラインの登場や定番ラインの刷新といった今春のスキンケアトピックスと共に紹介します。ニュース面では、欧米を中心に飲食の枠を超え、ライフスタイルの領域まで広がったビーガン(完全菜食主義者)と、ビーガンコスメについて解説します。
特集では“光を選ぶ”という新発想のクリーム、日焼けダメージにいち早く働きかける美容液、“敏感肌”の増加とともにニーズが高まる肌に優しい処方の日焼け止めなどにフォーカス。好みやシーンに合わせて豊富なバリエーションを展開するブランドや、保湿やスキンケア効果に特化したアイテムなど、多様化するUVケアニーズに対する各社のアプローチをキーワードと共に紹介します。
さらに各社の美白・ブライトニングケアや新スキンケアラインをピックアップ。美白・ブライトニングケアでは、全ての手入れのステップでブライトニングケアを取り入れることで多角的な美肌ケアを目指すラインの提案と、現代のニーズを取り入れた1本の美容液で勝負する2つの軸が目立ったほか、スキンケアラインでは処方やコンセプト、パッケージを見直して刷新するもの、新知見を取り入れたリニューアルやアップグレードが続々と登場。リニューアルのポイントや各ブランドの狙いを探ります。
ニュース面ではビーガンコスメのほか、コーセーがオープンイノベーションの考えをもとにする「アクセラレータープログラム」で採用した子どものUV対策を推進する取り組み、マッシュビューティーラボが4月から開始する使用済み化粧品容器の回収プログラム“リサイクル キッチン”、アルビオンの新業態など15のコスメショップを擁して5月に開業する「ニュウマン横浜」を紹介。
そのほか、花王から発売される初の近赤外線を防ぐ日焼け止め、エイジングケアブランド「ジェノマー(GENOMER)」から発売される“白無垢肌”をかなえる「ブライトニング」シリーズ、優しさと頼もしさを両立させた「草花木果」の美白ライン、1月に開催された国内最大の化粧品専門店「コスメ トーキョー 2020」の模様、大木製薬が発売する安定型ハイドロキノン配合の美白美容液、約6億円の資金調達を行ったパーソナライズヘアケア「メデュラ(MEDULLA)」などを掲載しています。
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PHOTO:KOUICHI IMAI