【追記6月2日】「エースホテル京都」は6月11日からプレビュー期間としてソフトオープンすることを発表した。グランドオープンは2020年後半を予定している。
【追記5月13日】「エースホテル京都」は5月12日、新型コロナウイルスの緊急事態宣言の延長および京都府の外出自粛要請、緊急事態措置の延長を受け、開業を再延期することを決定した。開業日は6月中を予定している。
【追記4月7日】「エースホテル京都」は新型コロナウイルスの感染拡大の懸念に伴い、開業日を5月21日へ変更しました。
米国発エースホテル(ACE HOTEL)は4月16日、日本初上陸となる「エースホテル京都」(京都府京都市中京区姉小路通東洞院西入車屋町245‐2)を開業する。1月28日から宿泊予約の先行受付を公式サイトで開始した。開業特別料金は1泊1室3万円。
同施設は、歴史的建造物の旧京都中央電話局を一部保存し修復した棟と、新築棟を融合した「新風館」内にオープンする。デザインは、建築家の隈研吾とエースホテルの長年のパートナーでLAを拠点とするコミューンデザインが手掛ける。内装コンセプトは“EAST MEETS WEST”。京都の歴史や豊富な自然、芸術を尊ぶ場を目指し、染色工芸家の柚木沙弥郎をはじめとするさまざまなアーテイストによるオリジナルアートの展示や空中庭園など、日本文化と西洋を融合させた空間を演出する。
総客室数は213室で、スタンダードキングのほか3つのスイートを含めた9タイプを用意する。各客室には、エースホテルの重要な要素である“音楽”を象徴するターンテーブルやギター、日本やアメリカのクリエイターが同ホテルのために製作したオリジナル家具やアートを設置する。館内のアメニティーはトータルビューティサロンの「ウカ(UKA)」が手掛ける。同施設のためだけに作られた製品は、今後日本国外の全エースホテルで使用される。
館内ロビーでは、アーティストとのコラボイベントなどを定期的に開催する。そのほか、最大280人を収容できる宴会場、3つのミーティングスペースを有し、展示会やイベント、ウェディング会場として利用する。