「ケイト・スペード ニューヨーク(KATE SPADE NEW YORK 以下、ケイト・スペード)」は1月29日、日本人で初めてグローバルアンバサダーに就任した渡辺直美の記者会見を行った。現在伊勢丹新宿本店でアイコンバッグ“マルゴー”のポップアップショップを開店しており、そこに本人とニコラ・グラス(Nicola Glass)=クリエイティブ・ディレクターが来店した。
「ケイト・スペード」はグラス=クリエイティブ・ディレクターが現職に就いて以来、広告キャンペーンやファッションショーに従来のモデルだけでなく、現代社会において活躍している⼥性を多く起⽤し、幅広い年代の⼥性に希望と勇気を与えるようなメッセージを発信している。そんな中、渡辺は前向きなメッセージを体現する女性として選ばれ、1年間アンバサダーとして活動する。
渡辺はポップアップショップ内にある巨大な“マルゴー”バッグの中から出てくる演出で登場。アンバサダーに就任したことに対し「まさか自分がグローバルのアンバサダーに就任する日が来るとは思わず、とてもうれしい。ニューヨークでの生活は毎日刺激ばかりで、失敗しても前を向くポジティブなマインドは勉強になる。そんな刺激的な街に自分の広告が現れるのは夢みたい」と喜びをあらわにした。また、グラス=クリエイティブ・ディレクターは「『ケイト・スペード』では2020年、女性がありのままの自分を愛し、自由に自己表現ができるように応援していく。直美さんは喜びと自信に溢れ、自身の人生を楽しんでいる素敵な女性。私たちが掲げるメッセージをまさに体現していて、共に世界中の女性に勇気を与えることができて光栄だ。すでにブランドのSNSでは大きな反響を得ている」とコメント。
「ケイト・スペード」では全ての女性が女性であることを誇りに思い、ファッションを通して“ありのままの自分が解き放たれる”ことを目指している。渡辺はいつ“解き放たれる”と感じるか聞かれると、「寝る直前のアイス」と笑顔で答えた。「ベッドの中でチョコレートアイスクリームを食べるのが一番の幸せ。チョコレートの味を噛み締めながら、そのまま夢の世界に入ることが至福。もちろん、朝起きたらまず最初に歯磨きはするけどね」と会場の笑いを誘った。そんなエピソードに、7歳の息子を持つグラス・ディレクターも「私もたまに息子と一緒にアイスを食べて寝ちゃうわ」と共感した。
また、秋にはコラボバッグの発売も予定している。渡辺は「ニコラさん含め、デザインチームと真剣にバッグのデザインをした。私のアイデアを皆さんが受け入れてくれて、とても楽しい時間となった。このバッグはもちろん、これからも『ケイト・スペード』が掲げる素晴らしいメッセージを体現できるように頑張るので、楽しみにしていてほしい」と意気込んだ。
なお、伊勢丹新宿本店では2月18日までポップアップショップをオープンしている。会場では、渡辺がサインした巨大バッグが展示してあるほか、2020年春コレクションのバッグやウエア、シューズをラインアップする。