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変わる横浜駅前商圏 新生「ニュウマン」は何をもたらす?

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 ルミネは、新商業施設「ニュウマン横浜」を5月30日オープンする。ニュウマン業態としては新宿に続く2号店。横浜駅西口側に5月竣工予定の、JR東日本の商業・オフィス複合型ビル「JR横浜タワー」の1〜10階に入居する。ルミネとしては初めて「グッチ」「バーバリー」などの海外のラグジュアリーブランドを誘致。駅周辺は競合となる百貨店も館を構える。親会社のJR東日本や行政による駅前の再開発も進む中、ニュウマンは横浜駅周辺の商環境でどのような役割を果たすのか。(この記事はWWDジャパン2020年2月3日号からの抜粋です)

 横浜駅は1日200万人が乗降するターミナル駅。羽田空港との路線バスも運行するなど、空と陸の玄関口として機能している。西口側に高島屋横浜店、相鉄ジョイナス、東口側にそごう横浜店、ルミネ横浜店、マルイシティ横浜などの商業施設があり、それらの年間売上高を合算すると約4000億円の規模になると推定される。新宿や池袋に次ぐ国内トップクラスの駅前商圏ながら、「駅が混雑し、東西の回遊を妨げている」「映画館などの娯楽施設が近くにない」などのハード面の問題を抱えていた。

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