こんにちは。「WWDジャパン」編集長の向千鶴です。新型コロナウイルスがファッションビジネスに深刻な影響を与え始めています。春節が直撃し店頭は振るわず、中国の店舗の一時クローズや中国生産の納期見直し、来日イベントの中止、逆にオンライン売り上げの伸長といった情報が耳に届きます。こういう時こそ正確な情報提供を私たちも心掛けたいと思います。
1月27日(月)
ステディ スタディ吉田社長を訪問
PR会社のステディ スタディを訪れ、「サニーサイドアップグループの傘下に入る」という衝撃的な話を吉田瑞代社長から聞きました。瑞代さん(と皆が呼びます)とサニーサイドアップの次原悦子社長は旧知の仲で方針が合致したこと、仕事の領域を広げるために決めたことと聞いて納得です。瑞代さんは引き続き社長を務めます。
自分が作った雑誌や新聞の中でどうしても断捨離できないモノがありますが、それらの多くがステディ スタディがPR担当したブランドが表紙を飾っています。たとえば写真2枚目のフィービー・ファイロ(Phoebe Philo)時代の「クロエ(CHLOE)」や、3枚目の「トーガ(TOGA)」もそう。今見ても新鮮なのはエポックメイキングなショーだったから。嗅覚鋭い瑞代さんの次の一手、追いかけさせていただきます。
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1月28日(火)
初開催成功!
ファッションローセミナー
ファッションローに関するセミナーを満員御礼で開催しました。「WWDジャパン」にとって新しいテーマであるファッションローは平川記者が2年くらい前からコツコツ育ててきて、昨年11月にウェブ連載開始→12月9日号で特集→今回のセミナーという流れで一気に盛り上げました。デジタル&紙&イベントの連動が今の「WWDジャパン」の強さなのです。
参加者に満足してもらうことがひとつのゴールですが「 “やっちゃだめばかりの口うるさい法務”から、“ファッションローって大事みたいだから法務中心で社内研修しましょう”という雰囲気に特集をきっかけに変わった」という某社の話を伝え聞いてじ~~ん。業界紙冥利で泣けます。弁護士の皆さん、本当にありがとうございました!
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1月29日(水)
LV御堂筋を昼も夜もがっつり取材
「ルイ・ヴィトン メゾン 大阪御堂筋」の内覧会取材のため1泊2日で大阪へ。店舗内外観などは先にあげた記事をぜひごらんください。何といっても「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」国内最大級の店舗ですから、じっくり見て回ると“こんな商品もあるんだ”と発見がたくさんあります。個人的に気になったアイテムを主にウィメンズからピックアップします。
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1月30日(木)
「スカラボ・ヴィー」の
ポトフで温まる
ランチは「ルイ・ヴィトン メゾン 大阪御堂筋」の7階にオープンしたレストラン「スガラボ・ヴィー(SUGALABO V)」へ。「ルイ・ヴィトン」がレストランを併設するのは世界初のことで、東京の紹介制レストラン「スガラボ(SUGALABO)」の須賀洋介シェフと取り組んでいます。船の機関室のような店内は実験器具みたいなオブジェもあり楽しく居心地よい空間。見惚れたのは、オープンキッチンで見せるスタッフの動きです。料理から盛り付け、サーブ、片付けまでが静かかつパーフェクトな連携でその所作に見惚れます。和とフレンチを融合した味はもちろん最高。ごちそうさまでした
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1月30日(木)
最新号「2020-21年秋冬メンズ特集Vol1」校了と今日のおやつ
さあ、2020-21年秋冬シーズンが始まりました。 “表紙の「ちゃんとした服」再び”の言葉、良くないですか?ニュース面にはマイケル・バーク(Michael Burke)=ルイ・ヴィトン会長兼CEOのインタビューも掲載しています。あんなこともこんなことも話してくれていますのでぜひ読んでください。今日のおやつはパリで買った「ボンヌママン」のマドレーヌ。定番です。