Jリーグ(日本プロサッカーリーグ)に加盟する松本山雅FCは2月4日に、花王のスキンケアブランド「ビオレ(BIORE)」と2020年シーズンにおけるUV事業パートナー業務提携を締結することを発表した。長野県松本市と「ビオレ」と松本山雅FCの3者によるキャンペーンなどを実施し、紫外線予防対策の啓発をさらに進めていく。期間は2020年2月1日から21年1月31日まで。
両者はこれまで、18年10月のホームゲーム2試合でスポーツ観戦時の紫外線予防を提唱するキャンペーンを実施し、それぞれの試合で約1万個の日焼け止めクリームの試供品を来場者に配った。また昨年は、3月の川崎フロンターレ戦での意識調査と紫外線予防啓発を行ったほか、5月のコンサドーレ札幌戦に日焼け止めクリームを約1万7000個用意して配るなど、継続的に宣伝活動を行ってきた。
UV事業パートナー業務提携により、松本山雅FCのホームゲーム時に来場者向け商品サンプルの提供、UV対策ブースを設置した宣伝活動、UV対策商品の販売を実施する。そのほか、松本山雅FCのユースアカデミーに所属する小学生から高校生に対しても運動時における紫外線予防について啓発する。
松本市は標高が高く年間を通した日照時間が長いため、紫外線が日本一多いといわれており、市民の健康づくりを推進する「健康寿命延伸都市」を掲げて、紫外線予防の習慣化を促している。