インターメスティックが手掛けるアイウエアブランド「ZOFF(ゾフ)」の花粉対策眼鏡“ゾフ・プロテクト(ZOFF+PROTECT)”の売り上げが、発売から1週間の初動比較で前年比250%となった。“ゾフ・プロテクト”は、目元のフード部分が着脱可能な新構造の花粉対策眼鏡として昨年特許を取得した。今年はバリエーションを拡大し、新モデル全6型を1月24日に発売した。
この構造が新型コロナウイルスの目の粘膜からの感染対策に効果があるという理由で、一部の中国人観光客が感染防止の保護眼鏡として買い求めていることが売り上げ増の一因という。インバウンド客が多い東京・原宿店などでまとめ買いがあり、中国の30店舗でも需要が高まっている。価格は7000円で、「ゾフ」の全店、「ゾフ」オンラインストアなどで販売している。
なお、中国の店舗の営業状況について、高島郷インターメスティック広報・PR室プロデューサーは「上海を中心に展開している30店舗のうち19店舗が休業している。中国の工場も操業を停止しており、今後納期に影響が出ると思う」と話した。