世界に目を向けると日本とは異なる美容トレンドが生まれている。そこで、連載「海外ビューティ通信」では、パリやニューヨーク、ソウル、シンガポールなど、7都市に住む美容通に最新ビューティ事情をリポートしてもらう。
2019年11月、韓国保険産業振興院より「2018外国人患者誘致実績統計分析報告書」が発表された。その中で目を引くのが「診療科別外国人患者現況」の整形外科の項目だ。18年に整形外科を訪れた外国人患者は6万6969人(全体の14.4%)で、前年度比37.1%増、2009年から18年の年平均増加率42%増と急増している。国別では1位が中国の2万7852人(同41.6%)、2位が日本の1万2299人(18.4%)、3位がタイの5995人(9%)だった。また皮膚科(主に美容目的の治療)を訪れた外国人患者も同47%増、年平均増加率が同30%増と増加し、国別では1位が中国の2万3136人(同36.3%)、2位が日本の1万2473人(19.6%)、3位が米国の5232人だった。(この記事はWWDビューティ2020年2月6日号からの抜粋です)
需要の増加とともにちまたに情報があふれるようになっているが、韓国在住の立場から見ると、美容整形・皮膚科治療の情報があまりにもピンキリすぎて、韓国での治療を望む日本人が正しい情報を得られているのか不安になる。そこで日本ではまだあまり知られていない、韓国では知名度の高い整形外科・皮膚科の院長に、安心できる病院の選び方を聞いた。
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