ユナイテッドアローズ(UA)のオリジナルレーベル「ロエフ(LOEFF)」は4月下旬、東京ミッドタウンに1号店をオープンする。
ファッションや雑貨、飲食店が集積するガレリアの2階で、店舗面積は約115平方メートル。ウィメンズに加え、今春からスタートしたメンズなど、フルラインアップをそろえる。店舗設計はケース・リアルの二俣公一が担当。自然を感じられる素材や色合いを選び、大人の日常着を提案するブランドの世界観を演出する。
「ロエフ」はUAの「エイチ ビューティ&ユース(H BEAUTY&YOUTH)」や「スティーブン アラン(STEVEN ALAN)」のデザインを手掛けていた鈴木里香ディレクター兼デザイナーが、“年齢を重ねても大切にしたい日常着”をコンセプトに立ち上げた。19年秋冬シーズンにスタートし、「UA」や「ビューティ&ユース ユナイテッドアローズ(BEAUTY & YOUTH UNITED ARROWS)」を中心に取り扱っていたほか、「エストネーション(ESTNATION)」や「ジャーナルスタンダード レサージュ(JOURNAL STANDARD L'ESSAGE)」など、卸売りも行ってきた。トラディショナルなブランドやメンズデザイナーズブランドでの経験を生かした“男前”な服作りが評価され、販路も徐々に拡大している。