ZOZO創業者の前澤友作氏は、総額100億円の起業支援ファンド「前澤ファンド」を立ち上げる。10人の起業家に、1件あたり10億円を出資、前澤氏も自ら経営に参画するという。ツイッターと個人のnote(ysk2020)で募集を開始した。起業プランの応募には1件あたり10万円の審査料を取る。期間は2月16日23時59分まで。
前澤氏は「ノート」の中で、「前澤が出会いたいのは、夢ある事業プランやアイデアを持ち合わせた、挑戦意欲と社会貢献意欲の高い起業家です。(中略)一定以上(目安20%程度)の株式を保有させていただきながら、前澤自らが経営にも参画し、前澤の持つ知見・人脈・影響力・資金などを最大限活用し、あなたのビジネスの垂直立ち上げと成長加速をフルサポートします」とコメントしており、個人資産を使ったエンジェル投資とベンチャーキャピタル(VC)並みの資金規模、さらには経営へのフルコミットを約束する、新しいタイプの起業ファンドになる。
また、「前澤には会社をゼロから創業し上場させ時価総額1兆円企業にまで育て上げた経営者としての実経験があります。そうした経験やノウハウは、あなたの会社が成長していく過程で直面する課題解決などにおいても大いに役立つことでしょう。そういった意味で遠慮なく前澤を使ってください。前澤の願いは極めてシンプルです。あなたを全面サポートし、あなたの夢をビジネスというカタチで実現させることです。そして、世界を変え、人や社会を幸せにすることです」ともコメントしており、社会貢献性の高さも重視する。