ファッション

青山商事4〜12月期は最終赤字82億円 「アメリカンイーグル」撤退とスーツ離れの二重苦

 紳士服最大手の青山商事の2019年4〜12月期は、最終損益が82億円の赤字(前年同期は4億円の黒字)に転落した。「アメリカンイーグル(AMERICAN EAGLE)」事業の撤退に伴う特別損失84億円を計上したことが最大の要因だが、屋台骨であるビジネスウエア事業の低迷も痛手になった。

 売上高は前年同期比7.2%減の1562億円、営業損益は20億円の赤字(同39億円の黒字)だった。ここでも「アメリカンイーグル」事業の18億円の営業赤字が足を引っ張った。ビジネスウエア事業の主力であるメンズスーツの販売数量は約17%も減った。暖冬に加えて、急速に進むホワイトカラーのスーツ離れが顕著になっている。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

リーダーたちに聞く「最強のファッション ✕ DX」

「WWDJAPAN」11月18日号の特集は、毎年恒例の「DX特集」です。今回はDXの先進企業&キーパーソンたちに「リテール」「サプライチェーン」「AI」そして「中国」の4つのテーマで迫ります。「シーイン」「TEMU」などメガ越境EC企業の台頭する一方、1992年には世界一だった日本企業の競争力は直近では38位にまで後退。その理由は生産性の低さです。DXは多くの日本企業の経営者にとって待ったなしの課…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。