ファッション

TSIが事業会社のトップ交代 ナノ・ユニバース、ローズバッド、ジャックなど

 TSIホールディングスは、複数の事業会社のトップ交代を3月1日付で実施すると発表した。ナノ・ユニバースは濱田博人社長が退任し、前川正典サンエー・ビーディー社長が兼任する体制になる。ローズバッドはサンエー・ビーディー社長と兼任していた前川社長が退任し、林哲也商品本部長が昇格する。「ステューシー(STUSSY)」を展開するジャックは、曽根道弘社長が取締役に退き、子会社スタージョイナス社長でもある松下一英取締役が就任する。

 同時にTSIは組織変更としてアパレル子会社を4つのグループに分類し、カンパニー制度を導入する。第1事業カンパニー(前川・執行役員第1事業カンパニー長)はサンエー・ビーディー、ナノ・ユニバース、第2事業カンパニー(押木源弥・執行役員第2事業カンパニー長)はサンエー・インターナショナル、アングローバル、アルページュ、アナディス、UNIT&GUEST、アンドワンダー、第3事業カンパニー(仙座学・執行役員第3事業カンパニー長)はTSIグルーヴアンドスポーツ、スピックインターナショナル、第4事業カンパニー(下地毅・第4事業カンパニー長)が上野商会、ローズバッド、ジャック、アイソラー、スタージョイナスをそれぞれ所管する。

 またプラットフォーム部を新設し、TSI・プロダクション・ネットワークの生産機能と、TSI ECストラテジーのEC戦略とIT戦略の機能を統合する。プラットフォーム部の部長を三宅孝彦副会長が兼任。TSI・プロダクション・ネットワークの井上隆亮社長、TSI ECストラテジーの柏木又浩社長はそれぞれ退任し、両社の社長を三宅氏が兼任する体制になる。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

2025年春夏ウィメンズリアルトレンド特集 もっと軽やかに、華やかに【WWDJAPAN BEAUTY付録:2024年下半期ベストコスメ発表】

百貨店、ファッションビルブランド、セレクトショップの2025年春夏の打ち出しが出そろった。ここ数年はベーシック回帰の流れが強かった国内リアルクローズ市場は、海外ランウエイを席巻した「ボーホー×ロマンチック」なムードに呼応し、今季は一気に華やかさを取り戻しそうな気配です。ただ、例年ますます厳しさを増す夏の暑さの中で、商品企画やMDの見直しも急務となっています。

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。