ヘアメーカーのミルボンの2019年12月期連結決算は、ヘアケア製品やヘアカラー剤の売り上げが伸長し、売上高が前期比7%増の362億円、営業利益が同7.8%増の67億円、経常利益が同7.2%増の62億円、純利益が同0.5%増の45億円だった。
部門別の売り上げでは、構成比の58%を占めるヘアケアは人気のプレミアムヘアケアブランド「オージュア(AUJUA)」の新製品発売などがあり、同5.5%増の213億円と伸長。「オージュア」ブランドのみの売り上げは同11%増の74億円と好調だった。染毛剤(ヘアカラー)は、18年に発売した「オルディーブ アディクシー」が大きく伸長し、同9.6%増の129億円。パーマネントウェーブ用剤は同1.9%減の15億1000万円、19年12月期からスタートした化粧品は1億6500万円だった。
20年12月期は、売上高が同7.5%増の390億円、営業利益が同8.1%増73億円、経常利益が同7%増の66億7000万円、純利益が同4.7%増の47億円と予想する。またコーセーと共同で取り組んでいる化粧品ブランド「インプレア(IMPREA)」は20年12月期にさらに注力していく予定だ。