カネボウ化粧品は2月16日、メイクアップブランド「コフレドール(COFFRET D'OR)」から下地「スキンイリュージョンプライマーUV 」(2800円、編集部調べ)と、「ネオコートファンデーション」(全3種、各2800円、編集部調べ)を発売する。
近年、下地には「崩れにくさや、化粧ノリ、SPF、毛穴隠し、色ムラカバーなどさまざまな機能が求められている」(渡邉智代 コフレドール開発担当)という。その中で、世代を問わず女性の肌の悩み上位に“毛穴”が入ることから、「毛穴の凹凸感を感じさせない、むきたて卵のような肌を実現する下地を開発した。内側から発光するかのような仕上がりが理想で、SPF50以上でありながら下地ひとつで7割メイクが完成するような、主役級の下地が完成した」と古川桃子 コフレドールベースメイク担当研究員は述べた。
最大の特徴は、通常はSPF目的で使用するフラッシュカバー粉体を下地に採用したこと。フラッシュカバー粉体は、毛穴サイズの約1万分の1という微粒子。この微細な粉体が毛穴の凹凸に瞬時にフィットし、より細かく光を反射することで肌全体を明るい印象に導いてくれる。同製品をいち早く使用した長井かおりヘア&メイクアップアーティストは「下地のキーワードは薄膜、発光、白ベージュ。パウダーファンデと相性のいい薄膜設計で絶妙な発光感がある。また、肌色補正が期待できる肌なじみのいい白ベージュで、パウダーを重ねても艶やかな肌に仕上げてくれる」と評価。デモンストレーションでは「頬におき、指の腹を使って渦を描くように広げる」という自身のメイクアップテクニックを紹介した。
また、ファンデーション「コフレドール ネオコートファンデーション」は3色で構成されていて、艶出し、毛穴&くすみカバーにも使えるマルチユースなアイテムとなっている。