ビューティ

出店ラッシュ! 「トゥー フェイスド」が日本初の旗艦店を渋谷にオープン 今年に入り3店舗目、今後も出店続く

 ELCグループのカリフォルニア発メイクアップブランド「トゥー フェイスド(TOO FACED)」は昨年夏の日本上陸から約半年が過ぎ、さらなる出店攻勢をかけている。2月14日に、初の旗艦店を東京・渋谷のマグネット バイ 渋谷109に開設。今年に入ってからは1月に博多阪急や阪急うめだ本店に出店、今後2月にジェイアール名古屋タカシマヤ、3月には高島屋横浜店への出店が決定しており、8店舗体制(セミセルフショップは除く)となる。

 初の旗艦店は渋谷の駅前の好立地だ。「ブランドのターゲット層を20代中心にしているため、渋谷のスクランブル交差点に近いという立地とは相性がよい」と木村ダーリーンELC ジャパン トゥー フェイスド事業部 プロダクト マーケティング アシスタント マネージャーは語る。店舗は、共同創業者のジェロッド・ブランディーノ(Jerrod Blandino)チーフクリエイティブディレクターが日本のためだけにデザイン。商品は、上陸以来発売の希望が多かったハート型のハンドミラーや、ビーガン素材でできたうさぎ型メイクポーチなどのグッズのほか、アメリカで売り上げナンバーワンマスカラ「ベター ザン セックス」のウォータープルーフタイプを限定品として用意する。

 「トゥーフェイスド」は、1998年に米・カリフォルニアで誕生。ピンクやハートなどかわいらしさを打ち出しながらも、カラーのテイストからかっこよさも兼ね備え、20代を中心に支持を集めている。本国がインスタグラムでの発信に力を入れ人気を獲得していることから、日本でも上陸と同時にローカルアカウントを立ち上げ、日本の若年層が好むややナチュラルなメイク写真をアップするなど独自のコンテンツも発信。アカウントは、開設から3カ月ほどでフォロワー数5万を達成した。

 「ターゲット層からの人気に加え、ほかにはないブランドの世界観で、多くのデベロッパーから出店のオファーがある」という。今回、リアルなタッチポイントを増やしブランドの世界観を発信することで、さらなる成長を目指す。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

リーダーたちに聞く「最強のファッション ✕ DX」

「WWDJAPAN」11月18日号の特集は、毎年恒例の「DX特集」です。今回はDXの先進企業&キーパーソンたちに「リテール」「サプライチェーン」「AI」そして「中国」の4つのテーマで迫ります。「シーイン」「TEMU」などメガ越境EC企業の台頭する一方、1992年には世界一だった日本企業の競争力は直近では38位にまで後退。その理由は生産性の低さです。DXは多くの日本企業の経営者にとって待ったなしの課…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。