「アシックス(ASICS)」は、マラソンや駅伝などレースシーンに向けたランニングシューズの新モデル“メタレーサー(METARACER)”を4月中旬に発売する。
“メタレーサー”はシューズのつま先部分が上方にそった特殊な構造となっており、加重によって重心を効率的に前方へ移動させる仕組みだ。またシューズ内部には1枚のカーボンプレートを内蔵し、効率的なランニング動作をサポートする。より高速走行に対応するため、軽量素材を採用してパフォーマンス面の向上と軽量化も図る。
今後、アスリートに向けた取り組みを強化し、パフォーマンス面に特化した商品ラインアップをさらに充実させていくという。
2月14日に開催された2019年12月期決算記者説明会において、廣田康人社長COO(最高執行責任者)は「われわれはシューズに対して厚底、薄底という定義はしていない。トップアスリート向けのシューズなので、実際にアスリートに履いてもらい、結果を残してほしい」と述べた。