撮影 : IKU KAGEYAMA
現在2020-21年秋冬ウィメンズ・コレクションが発表されているが、市場での20年春夏メイクの立ち上がりに、同シーズンのバックステージを振り返って紹介!ここではミラノコレクションから「グッチ(GUCCI)」「フェンディ(FENDI)」「サルヴァトーレ フェラガモ(SALVATORE FERRAGAMO)」、パリから「ディオール(DIOR)」のヘアメイクをピックアップ。
「グッチ」は個性美を表現するためにつけまつげを目の上下に貼り付けた個性的なルックを披露し、「フェンディ」は“フェスで遊んだ2日後”のメイク、つまり崩れてしまったメイクを作った。目のインライン(粘膜)に入れたアイライナーをスマッジさせ、さらにシルバーのグリッターを目の下から頬にかけてまぶした。ヘアも完璧すぎない、あえて自分でモデルが自分たちで作ったかのようなシンプルなルック。「サルヴァトーレ フェラガモ」はビビッドなフェイスペイントを目元にカラーブロッキングしてのせ、アーティスティックな目元に仕上げた。「ディオール」はピーター・フィリップス(Peter Phillips)のチームで働く日本人メイクアップアーティストにメイクルックを解説してもらった。植物を転写したドレスなど、自然からインスピレーションを受けた今季は、肌はナチュラルに、目元にアイライナーを入れてシンプルの中に強さを表現したメイクだった。