「WWDジャパン」は、毎シーズン恒例の百貨店商況アンケートを2019年秋冬(7~12月)も実施した。アンケート結果は本紙別冊付録の「百貨店ビジネスリポート」で詳報しているが、化粧品、食品と共に百貨店の最注力カテゴリーである特選分野については、有力7店に個別取材も行った。円高による免税売り上げの減速や消費増税以降の買い控えなどが影響し、7店の7~12月特選売り上げは伸長率がこれまでに比べてやや鈍化。ただし、国内富裕層の掘り起こしで前年同期の売り上げ実績は超えている。とは言え、それも19年年末までの話。年明け以降は、新型コロナウイルスの感染拡大が各店に大きく影を落とし、20年春夏の業績悪化は避けられない状況となっている。(この記事はWWDジャパン2020年2月24日号からの抜粋です)
【主要百貨店のポイント】
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