2月27日発売の「WWDビューティ」は、百貨店、メーカーの2019年下半期(7〜12月)商況を調査したビジネス特集です。全国44の百貨店にアンケート調査を行ったほか、注目の百貨店、ブランドに取材を実施。19年10月の増税の影響や訪日客の動向、この期間にヒットした製品などを聞きました。ニュース面では少子高齢化、インバウンド需要で注目されている外国籍雇用の現状について取り上げています。
2019年下半期は化粧品フロアを従来の1階に加えて2階にも広げた伊勢丹新宿本店本館、約4年の期間を経て改装が完了した大丸心斎橋本館など、大型改装が目立ちました。また、19年1月から施行された中国電子商取引法による影響もあり、百貨店の化粧品フロアの商況は大きく変わってきています。本特集では伊勢丹新宿本店のほか、阪急うめだ本店、そごう・西武、高島屋、大丸松坂屋など11の百貨店を取材しています。
また、「SHISEIDO」「クレ・ド・ポー ボーテ(CLE DE PEAU BEAUTE)」「ランコム(LANCOME)」「コスメデコルテ(DECORTE)」「シュウ ウエムラ(SHU UEMURA)」など9つのブランドにもクローズアップ。各ブランド担当者が語る戦略や商況、今後の施策は必見です。そのほか、全国44の百貨店アンケートをもとに算出した19年下半期のヒットランキングも紹介しています。
ニュース面では外国籍雇用のほか、ロレアルが「ロジェ・ガレ(ROGER & GALLET)」を仏投資会社に売却する話題や「イヴ・サンローラン(YVES SAINT LAURENT)」フレグランスの新作、アイスタイルとメルカリの包括業務提携、「ジョー マローン ロンドン(JO MALONE LONDON)」初の日本限定製品、ユニリーバ「ラックス(LUX)」のカスタマイズシャンプーなどを取り上げています。
また、今週号には定期購読の特典として「ビジネスリポート」が付きます。「WWDジャパン」との共同発行で、全国49の百貨店に売れ行き調査を実施し、化粧品の売れ行きデータはもちろん、婦人服や紳士服、ジュエリー、時計とファッションの情報も満載です。この「ビジネスリポート」は前号から単独での販売もしております。ぜひお手に取りご一読ください。
COVER CREDIT
PHOTO : AKIHIRO SAKAI