ビジネス

「バートン」運営会社のCEOにジョン・レイシーが昇進 創業者の妻ドナ・カーペンターは会長に

 米スノーボードブランド「バートン(BURTON)」を運営するバートンスノーボード(BURTON SNOWBOARDS)は2月20日、ジョン・レイシー(John Lacy)がCEOに就任することを発表した。レイシーCEOは1年間半にわたって、オーナーであるドナ・カーペンター(Donna Carpenter)とともに共同CEOを務めていた。ドナは、昨年11月に死去した同社の創業者、ジェイク・バートン・カーペンター(Jake Burton Carpenter)氏の妻であり、今後はオーナー兼会長となる。

 ドナは「この昇進は自然な流れであり、ジェイクと私がかなり長い間考えてきたことだ。 数年前に、もしCEOになりたいのであればいくつかやるべきことがあるとジョンに伝えた。優秀なリーダーシップチームを作ること、ブランドとカルチャーを強化すること、戦略プランに注力し確かな業績を達成すること――ジョンはそれらに取り組み、彼が社長兼共同CEOとなって以降、私たちのビジネスは一貫して安定している」と語った。ドナによると、ジョンは常に会社を経営したいと思っており、これまで着任した全ての役職において優秀な成績を収めてきたと言う。

 ジョンは1997年に「バートン」でのキャリアをスタートさせた。ライダーサービスでユーザーの電話対応から始まり、カスタマーサービス、プロダクト開発、セールス、プロダクトの部署全体を管理する役員など、さまざまな業務に携わった。2018年の末に共同CEOとなって以降、売上高を伸ばし、在庫削減、D2Cの取り組み強化などを行い、2年連続で業績目標を上回った。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

リーダーたちに聞く「最強のファッション ✕ DX」

「WWDJAPAN」11月18日号の特集は、毎年恒例の「DX特集」です。今回はDXの先進企業&キーパーソンたちに「リテール」「サプライチェーン」「AI」そして「中国」の4つのテーマで迫ります。「シーイン」「TEMU」などメガ越境EC企業の台頭する一方、1992年には世界一だった日本企業の競争力は直近では38位にまで後退。その理由は生産性の低さです。DXは多くの日本企業の経営者にとって待ったなしの課…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。