集英社が1955年から発行する少女まんが雑誌「りぼん」は8月3日に、創刊65周年を迎えるにあたり、65周年プロジェクト「りぼんのりぼん」を始動する。第1弾は3月6〜20日、ポップアップストア「りぼんのおみせin Tokyo」を東京・原宿のベースヤードトーキョー(base yard tokyo)を開催。雑貨や文房具、ファッショングッズを中心に全38種類のオリジナルアイテムを製作、うち11種類は3社の企業と6人のクリエイターと協業したアイテムを並べる。第3弾まで展開する。
「りぼん」は創刊以来、「有閑倶楽部」(一条ゆかり、1981年)、「ちびまる子ちゃん」(さくらももこ、86年)、「愛してるぜベイべ」(槙ようこ、2002年)など多くの人気作品を生み出し、さまざまな世代の、女性だけでなく男性からも支持を得てきた。そういった背景から、「りぼん」というまんがを通して、境遇も、性別も、年齢も違う人をつなぐことができるイベント「りぼんのりぼん」を展開。
「りぼんのりぼん」では、誰かと誰かを“むすぶ”をコンセプトに、その思いを体現するオリジナルアイテムをそろえる。アイテムは、新進気鋭のイラストレーターのeryなどとコラボしたステッカーや、女性スケーターの在家小夏などとタッグを組んだTシャツ、さらにはオーガニックコットン100%の生理用ナプキン「ナトラケア(NATRACARE)」の「りぼん」特別パッケージアイテムや、吸水パンツ「ムーンパンツ」といった、最近話題のフェムテックアイテムなどまでそろえる。
第2弾は65周年仕様のインスタグラムフィルターを3月初旬から配信する。インスタグラムフィルターのクリエイターであるKuno Fell Asleep氏と共同制作する。第3弾は「りぼん」のロゴをフォント化したラインスタンプ(100円、税込)を3月13日から販売する。
相田聡一編集長は、「創刊からずっと数多くのキラキラした憧れを生み出してきた。すべてのりぼんっ子たちが、あのころの憧れにいつでも立ち帰れる場所であり続けたいと思っている」とコメントした。
■イベント概要
日程:2020年3月6〜20日
会場:ベースヤードトーキョー(base yard tokyo)
住所:〒150-0001 東京都渋谷区神宮前6-12-22