ファッション

「コスチューム ナショナル」の有働&江角デザイナーが退任 20-21年秋冬から新体制に

 「コスチューム ナショナル(COSTUME NATIONAL)」で2017年からコレクションの指揮をとっていたメンズの有働幸司、ウィメンズの江角泰俊の両クリエイティブ・ディレクターが、2020年春夏シーズンをもって契約満了で退任した。20-21年秋冬からは、三宅佑果デザイナーを含むデザインチームがメンズとウィメンズのコレクションを手掛ける。

 三宅デザイナーは、オンワード樫山でウィメンズの企画・デザインを通じて服作りの技術を磨いてきた。新体制のコレクションでは「創業デザイナーの代名詞だったミニマルでシャープなシルエットを継承し、現代のムードを細かいサイズ感やディテールで表現した」と述べる。前シーズンはメンズとウィメンズ共に50型だった型数を、今季は35型ずつに絞っているという。

 同ブランドは1986年にイタリアで創業。2016年に創業デザイナーのエンニョ・カパサ(Ennio Capasa)とビジネスを手掛けた兄のカルロの退任を受け、同ブランドを運営していた伊企業イーシーの全株式をCN ジャパンと日本の投資会社シークエッジインベストメントが取得。17年からは創業デザイナーの後任として「ファクトタム(FACTOTUM)」の有働幸司と「エズミ(EZUMI)」の江角泰俊をクリエイティブ・ディレクターに起用し、刷新を図っていた。

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