【追記:6月24日】新型コロナウイルスの影響などでオープンが延期になっていた「オルビス」初のコンセプトショップは、7月17日にグランドオープンすることが決定しました。
【追記:5月7日】「オルビス」の初のコンセプトショップのオープン日は、6月中旬から夏をメドに延期となりました。オープン日は未定で、今後決定後お知らせします。
ポーラ・オルビスホールディングスの「オルビス(ORBIS)」は、6月中旬に初のコンセプトショップを東京・表参道にオープンする。「アヴェダ(AVEDA)」とレストラン「シカダ(CICADA)」の間に現在建設中の建物の、1〜2階を使用し、五感で感じられる“ここでしかできない特別な体験”を提供する。ディレクションはデザイン・イノベーション・ファームのtakramの緒方壽人氏、建築・店舗設計はMMA工藤桃子氏。
1階は商品を自由に試せたり、スキンチェックを受けられたりできるなど気軽に楽しめる空間を演出。ジュースバーの併設も特徴だ。2階はブランド初のスキンケアトリートメントのほか、ワークショップスペースを設け、「自分と自分の肌を知り、自分らしい美を引き出すことを体感」できる新しいショップを打ち出す。
「オルビス」の2019年12月期は、前期比0.6%減の507億円、営業利益が同0.9%減の92億円とほぼ横ばいで推移した。高収益のネット通販にシフトしブランド象徴商品(「オルビスユー」「ディフェンセラ」)で売り上げの30%を構成するなど、顧客構造良化に貢献。またアジアでの認知向上を目指し12月には韓国免税店へ出店するなど拡大路線を築いた。今期は、初のコンセプトショップ、アプリやカラー診断などのパーソナル提案などによる体験型の強化。さらにはブランド象徴商品の拡充や海外市場開拓なども視野に入れる。