ファッション

アイウエア「マイキータ」とカメラ「ライカ」がサングラスを共同開発 ドイツのマイスター魂が融合

 ドイツのアイウエアブランド「マイキータ(MYKITA)」と、カメラやスポーツビジョン関連商品で知られる「ライカ(LEICA)」とのコラボレーションによるサングラスが6月に発売される。

 2シリーズで構成され、両社が協力のもと、ミュンヘンにある「ライカ」のデザインスタジオでデザインされ、ベルリンにある「マイキータ」のアトリエで手作業によって作られた。商品はシンプルなデザインで、色はマットなシルバー、ブラック、濃いグレー、赤のアクセントなどが特徴。注目すべき点は、両社が協力して持ち前の高い技術力をサングラスに落とし込んでいることだ。素材には「マイキータ」を象徴するステンレススチールや、「マイキータ」が3D技術で独自に開発した“マイロン(MYLON)”を使用。レンズは「ライカ」の“ライカ アイケア(LEICA EYECARE)”や“アクア デュラ(AQUA DURA)”コーティングなどのスポーツやプロの写真撮影用の技術を用いて同プロジェクトのために開発した。販売される国によってはレンズのカスタマイズも可能だ。

 「マイキータ」の創業者であるモーリッツ・クルーガー(Moritz Krueger)は「『ライカ』とのパートナーシップにより、高いレベルの機能的なデザインと妥協のないクオリティーを備えた本物志向の商品となった。独自の製造プロセスによって作り上げた比類ないデザインとレンズは、パートナーシップの本質を物語っている」と話した。シリアルナンバー付きで、価格は8万3000 ~10万円。

 「マイキータ」は2003年の創業で、ベルリンのほかロサンゼルス、ニューヨーク、パリ、東京・表参道など世界に15店の直営店を構えるなど100カ国以上で販売している。「メゾン マルジェラ(MAISON MARGIELA)」や「ヘルムート ラング(HELMUT LANG)」などファッションブランドとのコラボレーションもある。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

リーダーたちに聞く「最強のファッション ✕ DX」

「WWDJAPAN」11月18日号の特集は、毎年恒例の「DX特集」です。今回はDXの先進企業&キーパーソンたちに「リテール」「サプライチェーン」「AI」そして「中国」の4つのテーマで迫ります。「シーイン」「TEMU」などメガ越境EC企業の台頭する一方、1992年には世界一だった日本企業の競争力は直近では38位にまで後退。その理由は生産性の低さです。DXは多くの日本企業の経営者にとって待ったなしの課…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。