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美術史を学ぶアイドル和田彩花の「#これが私の美しさ」とは?

 「自分らしい美しさ」を提唱する「ボビイ ブラウン(BOBBI BROWN)」は今春、豊富なカラーバリエーションを揃えた人気の美容液ファンデーション“インテンシブ スキン セラム ファンデーション SPF 40(PA++++)”発売5周年を記念したキャンペーンをスタート。「#これが私の美しさ」というハッシュタグとともに、女性が自分らしさを持って、個々の美しさを臆せず発信できる環境が広まることを願う。そこで「WWD JAPAN.com」は、自分らしい人生を歩み、輝く女性にインタビュー。自信を抱けるようになるまでの葛藤、確立したオリジナリティー、そして、「#これが私の美しさ」と言える自分らしさに迫った。初回は、ハロー!プロジェクトの「アンジュルム」の元メンバーで、アイドルとして活動しながら、もうすぐ大学院で美術史を修了予定という和田彩花。一風変わったアイドル、そして、研究したエドゥアール・マネ(Edouard Manet)の作品から学んだオリジナリティーの重要性などを聞いた。

WWD:もうすぐ大学院を修了予定ですが、改めてナゼ、そこまで美術の勉強を?

和田彩花(以下、和田):「そんなに勉強してスゴイね」と言われるんですが、私にとってはスゴく単純で「スキを押さえきれなかった」だけなんです。片足を突っ込む形で研究を始めたら、心が豊かになるだけでなく、さまざまな世界を知ることができて、ますます面白くなったんです。特にマネは、今では“癒やし”以上の存在ですね(笑)。

WWD:エドゥアール・マネを知らない私たちに、その魅力を教えてください(笑)。

和田:マネは、伝統的な約束事に縛られず、近代絵画の世界を開拓した画家なんです。それまでの画家は、歴史や物語をテーマに、大胆なポーズを用いながら、大画面に描くことで評価されてきました。けれどマネは、レアリスム(写実主義)の視点を大切にした。歴史的なテーマは初期に見られる程度で、以降は身近な人物を数多く描いています。修行時代には、モデルに自然な仕草をリクエストしたという逸話もあり、日常の一場面を切り取ろうとしました。それが、近代化して劇場やカフェが誕生したパリの時代とマッチしたんです。それまでの絵画は筆跡を残さないのが当たり前でしたが、マネ以降の近代画では、タッチや画材さえ個性と捉えられるようになりました。

WWD:美術の世界で個性を模索した先駆者を学んでからは、アイドルとしての生き方も変わった?

和田:大きく変わったと思います。例えば以前は、韓国コスメのブームも手伝い、私も美白に憧れたんです。でも、全身に塗る美白クリームを数多く見るようになった時、違和感を抱いたんです。保湿より美白な製品は私にとって、本来の自分を置き去りにしてしまう感覚を抱かせるんです。同時に美術を通して、いろんな人が包み隠さず自分らしさを突き詰めてきた歴史を知り、「自分らしいメイク、自分らしいスタイル」を大切にするようになりました。私はウォーム系の肌色なので、今はオレンジ系のリップをよく使っています。

WWD:そんな和田さんには、素肌感を大切にする“インテンシブ スキン セラム ファンデーション”がピッタリな気がします。

和田:つけた瞬間の心地良さがスゴいですね。とても軽くて、保湿の延長線上にあるベースメイクだと思います。私は血管が浮き出やすくて、目の下のクマも気になるんです。隠そうと思ってファンデーションを塗ると、マネのタッチとは全然違う、凹凸のない肌に仕上がってしまう(笑)。「ボビイ ブラウン」は、そんな悩みを解消してくれそうです。

WWD:もうすぐ大学院を修了しますが、今後は?

和田:絵画に興味がない人に魅力を伝えたいですね。一方で私も、表現者としての道を歩みたいとも思います。「アイドルはファンに“キュンキュン”してもらうためだけに歌っているワケじゃない」と思っていて、自分の考えや気持ちを伝えるため作詞もするようになりました。私自身は水着になることも拒否します。アイドルにも、水着を着る・着ないの自由があるべくだと思っています。昔のアイドル像と比べたら「何言ってるの!?」って言われるかもしれません。その反応は、ある意味仕方のないこと。でも私は、私自身と相手自身、両者に選択肢があって良いと思うんです。大事なのは、ファンの皆さんと私、どちらかが優位に立つのではなく、一方が他方の期待に応え続ける歪んだ関係性にならないこと。それが、「#これが私の美しさ」と思える、私らしい姿だと思っています。

 「ボビイ ブラウン」は今春、ベストセラーの「インテンシブ スキン セラム ファンデーション」発売5周年を記念し、アンバサダーを通して、すべての女性が自分の魅力に気づき、自信に満ちて輝いて欲しいと願う「#これが私の美しさ」キャンペーンに取り組む。それぞれが考える自分自身の美しさを、「#これが私の美しさ」のハッシュタグと共に ソーシャルメディア(Instagram、Twitter)に投稿すると(4月30日まで)、合計1000人以上にプレゼントが当たるキャンペーンだ。「インテンシブ スキン セラム ファンデーション」は、和漢生薬の「冬虫夏草(フユムシナツクサタケエキス(保湿成分))」と、海洋プランクトンの一種「アルテミアエキス(保湿成分)」で構成されるアクティブエナジーコンプレックスにより、ツヤに満ちる生き生きとした肌印象へ導く。同シリーズのコンシーラーも3月には新しいフォーミュラとなって登場した。

問い合わせ先
ボビイ ブラウン
0570-003-770