【追記3月13日】新型コロナウイルス拡大の影響を受け、「品 shina」はオープンの延期を決定しました。今後の情勢を考慮しながら、4~5月ごろオープン予定。
繊維商社のタキヒヨーが3月19日に、東京・銀座5丁目にアートギャラリー「品 shina(しな)」をオープンする。
2フロアで、広さは約160平方メートル。1階は陶器や竹細工など日本の伝統工芸作品が中心で、2階はモダンなポップアートやサブカルチャーの作品など約150点を展示し、全作品を販売する。
同プロジェクトは、タキヒヨーの生活関連事業開発室が3~4年前から取り組んできたもので、同社の社員で構成されたバイイングチームが全国から“世界に誇れる日本の芸術作品”を基準に収集している。同社はアートギャラリーオープンの理由について、「かねてから日本の素晴らしい文化を広めたいという考えを持っていた。インバウンド需要も意識し、日本の伝統工芸から現代のポップアートやサブカルチャーを発信するギャラリーとした。日本の工芸美の過去、現在、未来が詰まっている。入場料は設定しておらず、広くさまざまなお客さまにのぞいていただける空間。アート作品の背景や文化も紹介しながら、販売もするギャラリー形式の店だ」と説明した。