「ボッテガ・ヴェネタ(BOTTEGA VENETA)」は、昨年デビューしたクリエイティブ・ディレクターのダニエル・リー(Daniel Lee)による新たなクリエーションで着用者の年齢層も広がり、顧客層が若返っている印象だ。ミラノで行われた2020-21年秋冬コレクションのショー会場では、今イタリアで旬なミニマリズムのスタイルを見つけることができる。モデルでタレントのローラも全身に20年春夏の新作をまとって駆けつけた。
所有率が高いのはアイコンバッグのクラッチ“ザ・ポーチ”シリーズ。ミニサイズからチェーンやレザーストラップ付きの新作までさまざまな色や形を持った来場者が集まった。またブランドを象徴する“イントレチャート”(編み込み技法)のクロスボディーバッグ“カセット”や“BV ジョディ”、ウッドのクロージャーが特徴的なクラッチバッグ“BV スナップ”なども多く見かけた。足元はスクエアトーの“ストレッチ”シリーズのパンプスやサンダルが人気だった。
洋服はテーラードジャケットとロングドレスの合わせたり、トレンチコート風オールインワンなどのほか、シンプルながらもウエストをベルトで絞ったメリハリのあるスタイル。“イントレチャート”を取り入れたコートやスカートを着た人もいた。