ファッション

追記:「プーマ」がファッション名門大学セント・マーチンズとコラボ 世界の水不足に着目したコレクション

【追記5月14日】「プーマ」は“デイ ゼロ(DAY ZERO)”コレクションのコレクション名を「PUMA x CSM」に変更し、5月14日から公式ECサイトで販売している。

【追記3月17日】「プーマ」は“デイ ゼロ(DAY ZERO)”コレクションの発売延期を発表した。今後の発売日は未定。なお、公式ECサイトでの先行予約も中止している。

 「プーマ(PUMA)」はロンドンのセントラル・セント・マーチンズ美術大学ファッション学部と共同で、世界の水不足の現状に着目したコレクション“デイ ゼロ(DAY ZERO)”を3月19日に発売する。 12日から「プーマ」公式ECサイトで先行予約受け付けを開始した。

 “デイ ゼロ”とは、南アフリカの港町ケープタウンで干ばつにより水道の供給が停止する日のことを意味する。製造工程における持続可能性を追求した同コレクションでは、最先端のテクノロジーを活用することで製造における水の消費量を最大で17.4%削減することに成功した。

 アイテムはスニーカー、アパレル、小物をそろえ、ケープタウンの水の使用量を表した地図に着想を得たグラフィックを施した。

 今回用いた“ドープダイ”と呼ばれる染色技術は従来のものよりも染色プロセスの工程が少ないために、使用するエネルギー、水、化学物質量を抑えることができる。またロゴは布地に直接デジタルプリントすることで、化学物質や廃棄物の発生量を削減した。キャンペーンビジュアルは、オランダのデジタルファッションハウスのザ・ファブリカント(The Fabricant)のデジタルテクノロジーを使用した。

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