ファーストリテイリング傘下のジーユーは、消費者から寄せられる声をもとにした商品開発プロジェクト「ジーユー シューズラボ(GU SHOES LAB)」の2020年夏物として、“エアリーエスパドリーユ”“ソフトアーチスポーツサンダル”“コンフォートヒールサンダル”の3シリーズを3月16日から順次発売する。「履いた時の美しさはもちろん、さらなる快適性を追求し、機能性をアップデート」したという。
同プロジェクトでは、18年8月の発売後、「通常は数万足売れればヒット」という中で約1年間に170万足を販売した“マシュマロパンプス”などをこれまで生み出してきた。ウィメンズのパンプスだけでなく、スニーカーやメンズのビジネスシューズなどにもアイテムを広げている。また、同社はシューズに限らずバッグなどでも消費者の声を商品開発に反映する同様の取り組みを拡大中だ。
素足での着用が想定される“エアリーエスパドリーユ”シリーズは、蒸れの解消に焦点を当てた。「汗を吸収するインソールと特殊なソールを組み合わせることで、通気性を大幅改善」している。また、ウィメンズMサイズで片足100グラムという軽量化、土踏まずを支えるアーチクッションにより、長時間履いても疲れにくい作りを目指したという。ウィメンズ3型、メンズ1型で、価格は各1490円。色柄数はそれぞれ6~10種類をそろえており、機能面だけでなくファッション面にも配慮している。
“ソフトアーチスポーツサンダル”と“コンフォートヒールサンダル”は、「足が前に滑って痛くなる」という消費者の声を受け、「体の重心が正しい位置に乗るように設計したアーチ構造」のソールを採用。“ソフトアーチスポーツサンダル”はウィメンズ、メンズで各1型、“コンフォートヒールサンダル”はウィメンズで5型を発売する。