「WWDビューティ」3月19日号は、2020年春夏のヘアカラー特集です。ここ数年、SNSの影響などでヘアカラーの人気が高まり、特にデザイン性の高いヘアカラーのニーズが高まっています。特集では人気美容師6人による春夏におすすめのヘアカラーデザインをレシピと共に紹介。メーカーに聞くヘアカラーのトレンドと共に解説します。ニュース面では年々拡大している日本国内の美容医療市場をピックアップ。美容医療領域で新たな業態開発が加速する背景を探ります。
ヘアカラーブームの要因はSNSのほか、ヘアカラー剤の進化が挙げられます。ダメージを気にせずブリーチができるケア剤の登場により、若者だけでなく幅広い層がハイトーンカラーを楽しめるようになったほか、カラー剤の種類が増えたことで顧客が求める色を再現しやすくなったこと、カラーシャンプーやカラー用のヘアケアなど、カラーケアアイテムの増加により、ヘアカラーとカラーケアがセットで行えることにも注目が集まります。
人気美容師は東京オリンピックを見据えて“トーキョー”っぽさを意識したこと、アニメの影響から2次元ヘアカラーの人気を意識したこと、などからビビッドなヘアカラーに注目。それに対し、ヘアカラー剤を販売するプロフェッショナルメーカーはカラートレンドをどう捉えているか、12社に春夏一押しのヘアカラー剤と“推し”カラーを聞きました。
ニュース面では美容医療市場のほか、ビーガン処方に刷新し、日本に本格上陸を果たす仏ヘアケア「ラザルティーグ(LAZARTIGUE)」、資生堂が医療機関と共同で研究を行った毛髪再生に関する新治療法開発の成果、サロン専用ヘア&スカルプブランド「サブリミック」の新ライン「アデノバイタル」を発売する資生堂プロフェッショナルを掲載。
そのほか、ライブコマースも売り上げに貢献した伊勢丹新宿本店が開催したイベント「メイクアップパーティ」の様子、「パナソニック ビューティ」から登場する初のVIOシェーバー、「イヴ・ロシェ」から発売されるアガベ配合のヘアケアライン、オフィスワーカーに向けたオーラルケアセットを発売するライオン、英国カカオブランド「ホテルショコラ(HOTEL CHOCOLAT)」から誕生したコスメなどを紹介しています。
COVER CREDIT
PHOTO:KODAI IKEMITSU(TRON)/STYLING:ERICA MIMURA(TRON)/HAIR&MAKEUP:YUKO AIKA(W)/MODEL:HIKARU YOKOTA