スターバックス コーヒー ジャパン(STARBUCKS COFFEE JAPAN)は3月20日に、東京・新宿にある国民公園の新宿御苑内に新店舗をオープンする(東京都新宿区内藤町11)。新宿御苑内に民間企業が出店するのは今回が初めて。
店舗面積は約168平方メートル。店内は全面ガラス張りとなっており、公園の自然豊かな景観を楽しむことができる。
同社は持続可能なカフェの在り方を探求する取り組みの一環として、未利用の国産木材増加という問題に着目し、外壁や天井、バーカウンターなど店舗の随所に国産木材を使用。東日本大震災の復興支援を行う新宿御苑の取り組みに賛同し、外壁の一部には福島県産のスギ材を使用した。店内には、東京・多摩産木材を使用したコミュニティーテーブルを象徴的に設置。環境省と協業し、国立公園の魅力を発信するパンフレットも置く。
さらに4月1日~5月24日には、使い捨てプラスチック削減を目的とした取り組みを新宿御苑店を含む一部の店舗で実施する。通常プラスチックカップで提供しているアイスビバレッジの一部を紙製カップとストロー不要のふたで提供する。加えて、一部店舗で行っているコーヒーの豆かすを牛の飼料や野菜のたい肥にするリサイクルと、全店で行っているミルクパックのリサイクルは新宿御苑店でも実施していく。