マツモトキヨシホールディングスの2月度の売上高は、新型コロナウィルスの影響によりマスクや除菌関連製品、トイレロールやティッシュペーパーなどの需要が急増し、売り上げが大きく伸長。これにより、既存店が前年同月比8.0%増、全店が同10.6%増、FCが同21.0%増だった。
また、昨年と比較しても先月は全国的に日照時間も長く高温で推移。寒暖差も激しくスギ花粉の飛散も早まったため、総合感冒薬及び花粉症関連のアイテムが順調に推移した。免税売り上げについては、春節期間のずれや新型コロナウィルスに関する出入国制限などの影響により免税全店で同50%強の減少となった。
そのほか大手各社の2月度は、ツルハホールディングスが既存店同7.1%増、全店同14.7%増、ウエルシアホールディングスが既存店同20.6%増、全店同25.0%増、コスモス薬品が既存店同11.3%増、全店同17.8%増、スギホールディングスがグループ全体の既存店同20.9%増、全店同28.6%増と2ケタ伸長が目立った。