ファッション

世界で唯一のエコ染色を開発 坂本デニムの挑戦

有料会員限定記事

 デニムウエアの生産は環境負荷が高いと指摘されることが多く、さまざまな企業が環境負荷の軽減に取り組んでいる。デニムの染色加工技術で一目置かれている坂本デニムもその一社で、同社は約2年前に高温水も薬剤も使わない独自の染色法を開発した。エドウィンが19年9月に刷新した定番“503”にもその技術が用いられている。(この記事はWWDジャパン2020年3月23日号からの抜粋です)

 坂本デニムがエコ染色の開発に本格的に乗り出したのはオーガニックコットン製のデニムが増えてきた2011年。「環境に優しい素材を用いても、染色の工程で必ず薬品まみれになる。染色においても環境に配慮した方法でできないかと考えた」と坂本量一社長は振り返る。また「薬品や重油の価格の高騰にも拍車がかかっていた」ことも背中を押した。

STEP1 ボイラーを交換

この続きを読むには…
残り1028⽂字, 画像4枚
この記事は、有料会員限定記事です。
紙版を定期購読中の方も閲覧することができます。
定期購読についてはこちらからご確認ください。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

27メディアが登場、これが私たち自慢の“ナンバーワン”【WWDJAPAN BEAUTY付録:化粧品専門店サバイバル最前線】

11月25日発売号は、毎年恒例のメディア特集です。今年のテーマは "ナンバーワン"。出版社や新興メディアは昨今、ウェブサイトやSNSでスピーディーな情報発信をしたり、フェスやアワードなどのイベントを実施したり、自社クリエイティブやIPを用いてソリューション事業を行ったりなど、事業を多角化しています。そのような状況だからこそ、「この分野ならナンバーワン!」と言えるような核を持てているかが重要です。

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。