カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)は、3月29日に国際線施設が開業する羽田空港第2ターミナルに「羽田空港 蔦屋書店」を出店する。蔦屋書店の屋号での空港出店は初めて。国際線のフライト前の旅行客に向けてテーブルや椅子をたくさん配置し、くつろげる空間を作った。
全日空などの国際線のチェックイン施設を見下ろす場所に、330平方メートルの細長い店舗を設ける。「スターバックスコーヒー」を併設したブック&カフェ形式で、大きなテーブルに54の座席を設け、ドリンクを飲んだり、本や雑誌を読んだりして、出発までの時間を過ごすことができる。訪日客に向けて日本の文化を紹介する本や写真集、洋雑誌、お土産になるような工芸品やアクセサリーを充実させた。また出張のビジネスマンに向けて経済関連の本を強化した。国際線の発着にあわせて24時間営業する。
蔦屋書店の隣には、ミーティングなどに使える有料待合室を4部屋設けた。出張前のビジネスマンの利用を見込む。