シューズとアパレルのECサイト「ロコンド(LOCONDO)」を運営するロコンドは、インフルエンサーと組んだD2Cブランド事業をスタートする。ロコンドはECサイトの運営だけでなく、自社開発のオムニチャネル対応のITシステムや物流倉庫などを外部に提供するプラットフォーム事業を強化しており、インフルエンサーに自社の様々な知見やプラットフォームを提供し、D2Cブランドの立ち上げと運営を支援する。立ち上げの特別企画として人気ユーチューバーのヒカルと組み、ヒカルのオリジナルブランド「リザード(REZARD)」のシューズを販売、秋にはタレントのスザンヌと組んだブランドもスタートする。
ユーチューバーのヒカルは「ファッションは大好きだし、ハイブランドの服もめちゃくちゃ持ってるけど、実際に着る服はごく一部。本当に履きやすいシューズを作って、しかも価格にもこだわった」という。アッパー素材にエコレザー、ライニングにはシープスキンを使うなどこだわりながらも価格は1万円台前半に抑えた。メンズとウイメンズで展開する。来週から発売する予定だ。「田中社長とはこのシューズが完売したらCMに出る約束も取り付けた(笑)。本気で作って本気で売って、ユーチューバーの新しい道を切り開きたい」という。
ロコンドのD2Cブランド事業はインフルエンサーが商品のディレクションや商品プロモーション、ロコンドが生産と販売を行う。社会貢献型も事業の一環にしており、売り上げの一部は社会貢献活動にも充てる。第一弾と位置づけるスザンヌとは、「セレンセクール(SERENE CE COOL)」を今秋からスタート。スザンヌはインスタグラムの36.5万フォロワーを活用。売り上げの一部は熊本城の復興支援に充てる。
本日25日に、都内で取引先などを集めて開催した2020年戦略説明会「進撃のロコンド」で発表した。