【追記6月3日】「グッチ」は新型コロナウイルスの感染拡大の懸念に伴い、期間限定ショップ「グッチ ピン」銀座店と名古屋店のオープン日を5月15日〜6月28日に変更しました。
「グッチ(GUCCI)」は、日本人アーティストのヒグチユウコとコラボしたチルドレンズコレクションを発売する。4月1日から7日まで伊勢丹新宿本店1階のザ・ステージにオープンするポップアップストアを皮切りに、世界中の限られたショップで展開する。国内では期間限定ショップ「グッチ ピン」銀座店(4月8日〜5月17日)や名古屋店(4月22日〜5月17日)、公式オンラインストアで取り扱う。両者はこれまで、ウィメンズやメンズのアイテム、レザーグッズを手掛けてきたが、チルドレンズコレクションは2018年春夏以来2回目となる。
アイテムは、ヒグチが描く遊び心あふれる空想の世界を舞台に、擬人化された動物や不思議な生き物たち(メダルを持ったネコ、子馬に乗った昆虫、歩くニンジンなど)のイラストを施したワンピース(3万5000円)やスエットシャツ(3万8000円、4万円)、Tシャツ(1万8000円、1万9000円、2万7000円)のほか、スニーカー(3万5000円)、サンダル(2万4000円)、バックパック(11万円)、キャップ(2万7000円)、スカーフ(2万円)などをそろえる。
また日本限定アイテムとして、宇宙服を身にまとうキツネをフロントに配したスエットシャツ(3万4000円)や、鳥を抱えるネコのイラストを施したTシャツ(2万7000円)、スカーフ(1万5000円)、ハンカチ(1万2000円)、ネコ&フラワーのプリント入りキャンバス地にイエローのパテントレザートリムを組み合わせたトートバッグ、花火のようなカラフルなスタープリントにレッドのトリムを施したトートバッグを販売する。両バッグのデザインはヒグチが今回のためだけに描き下ろした。
ヒグチは東京を拠点に活動するアーティスト。動植物や少女を細密に描く作風で、とくにネコをモチーフとすることが多い。これまでさまざまなファッションブランドや画材メーカーとコラボしてきたほか、14年には「ふたりのねこ」(祥伝社)で絵本作家としてデビューし、翌15年には自身のブランド「ギュスターヴ(GUSTAVE)」を立ち上げている。作品集では「ヒグチユウコ作品集」(グラフィック社)、「すきになったら」(ブロンズ新社)、「ほんやのねこ」(白泉社)などがある。