サマンサタバサジャパンリミテッド(以下、サマンサタバサ)は4月1日午後、新型コロナウイルスの感染拡大の影響から入社式をオンラインで実施した。本社には門田剛社長や社員たちが少人数で集まり、式典をテレビ会議アプリの「ズーム(Zoom)」を使ってライブ配信。新入社員たちはパソコンやスマートフォン上で視聴し、デバイスに内蔵されたカメラを使って顔を映し出してコミュニケーションをとった。同社の今年の新入社員は女性106人、男性3人の計109人。
サマンサタバサの入社式と言えば毎年豪華なサプライズゲストが登場することが有名で、今年は俳優の杉野遥亮がテレビ電話で入社式に参加した。テレビドラマ「ハケンの品格」の撮影中だという杉野はスクリーン越しで新入社員へ祝福のメッセージを送った。また式中には杉野への質問タイムを設け、新入社員たちが杉野と会話することができる機会も設けて、盛り上がりを見せたという。
さらに同社は入社式の前に新入社員の自宅へ配属先の先輩からの手紙を添えた箱を発送。式中でそれぞれが同時に箱を開けるという仕掛けも用意していた。
沖縄の自宅からオンライン入社式に参加した新入社員は「素敵な入社式をありがとうございます。感動してつい涙が出てしまいました。新型コロナウイルスで、暗いムードになっている中、明るく前向きな気持ちでスタートを切ることが出来ました」とコメントした。