コンデナスト・ジャパンが発行する「ワイアード(WIRED)」の日本版ウェブサイト「WIRED.jp」は新たな取り組みとして、変化の激しい2020年代に必要とされる基礎教養を学ぶ「ワイアード ユニバーシティ(WIRED UNIVERSITY)」をオンラインで開講した。
3月13日発売の日本版「ワイアード」最新号では、未来を読み解き実現する力を取り上げた「FUTURES LITERACY 2020年代の必須科目30」を特集。その中で“2020年代の基礎教養20”として20人の講師が登場し、それぞれ紹介している。
オンラインの「ワイアード ユニバーシティ」では、誌面で紹介しきれなかった「FUTURES LITERACY」の全貌に迫るだけでなく、本誌には登場しない新たな講師も迎えながら、なぜいまそれらの学問が必要とされるのかを掘り下げる。
4月1日に配信された第1弾では、東京工業大学未来の人類研究センターのセンター長でもある伊藤亜紗を講師に迎え、なぜいま「利他学」が基礎教養になり得るのかを、松島倫明「ワイアード」日本版編集長がインタビューした。6日の第2弾ではドミニク・チェン早稲田大学文化構想学部准教授による「発酵メディア学」を、8日の第3弾では横石崇&Co.代表取締役による「リモートワーク学」を配信する。それ以降の講義も順次配信予定だ。なお、約15分間の各講義動画はユーチューブチャンネルやツイッターで公開される。