日本ファッション・ウィーク(JFW)推進機構は6日、5月13~14日に開催を予定していた2021年春夏向けのテキスタイル見本市「プレミアムテキスタイルジャパン(PREMIUM TEXTILE JAPAN, PTJ)」を中止すると発表した。
同機構の三宅正彦理事長は「開催に向けては消毒液の設置、サーモグラフィの設置、看護師の常駐、救護室(会場常設)の利用、搬出入口の開放による換気などの対策を講じながら開催を目指していたが、感染状況は一向に改善せず、絶対に避けるべき3密(密閉空間、密集場所、密接対面)を回避することは不可能との判断に至った」とコメントを発表した。
JFW推進機構は秋に開催される「インターテキスタイル(INTERTEXTILE)上海」の「ジャパン・パビリオン」、7月から9月開催に延期された「ミラノ・ウニカ(MILANO UNICA)」の「ジャパン・オブザーバリー」、そして11月開催の20-21年秋冬向けのPTJの開催に向けて準備を進めていくという。