※この記事は2019年11月25日に配信した、メールマガジン「エディターズレター（Editors' Letter）」のバックナンバーです。最新のレターを受け取るにはこちらから。
アナタの仕事、ファクスで損してるかも
前回のお手紙では渋谷パルコで一人で勝手に盛り上がり、「紙面も読んでね！」とPRさせていただきましたが、今週号はサステナブル特集です。巻末には、些細なことばかりで恐縮ですが、編集部員が実践する「小さなサステナブル」がまとまっています。
そこで僕が提案した小さなサステナブルの実践例は、「ファクスは使わない」「プレスリリースは、グループで1部」です。
前者については、そろそろお話したかったところです。「ファクス、そろそろ卒業しませんか？」。
入社1年目の新卒社員に、「ファクスって、なんであるんですか？」とか「初めて見ました」と言われたのは3年前。もちろん少しずつ減少していますがファクス、この業界にはまだまだ根強く残っています。
弊社は昨年から、事前にモニターで中身を確認し、出力するファクスを選んでいます。あくまで肌感覚ですが、出力しているのはほんの数パーセントでしょう。つまりファクスで送られるプレスリリースを、私たちはほとんど出力していません。PR事務局の皆さん、私たち、ソレほとんど読んでませんよ〜。別の手段でお送りすることをオススメします。
一番ヒドいのは、おんなじ番号に、宛先だけ変えて、展示会でもイベントでも数十部を連続で送ってくる代理店やPR会社です。コレは、マジで1部で大丈夫。おんなじ番号なんだから、同じ受信機から吐き出されることは、ご存知のハズ。なのにいまだに、何回も送り続けるって、どうしてですか？思考が完全に停止しているとしか思えません。最近は、そんなことする送り先に対して、「こんなに時代感覚のない人たちで大丈夫？」とか「ここからイノベーションは生まれまい」など、ネガティブな印象さえ抱くようになっています。
さぁ、皆さん、今すぐ確認してみましょう。そのファクス、大幅に減らせるかもだし、使わなくてすむかもしれません。
ちなみにプレスリリースはQRコードで良いです。ホントに。むしろ、それが一番便利です。
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