ベイクルーズ グループは4月8日、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、7都府県を対象に緊急事態宣言が発令されたことを受け、13日から5月6日まで、東京・渋谷に構える本社を休業すると発表した。本社勤務の従業員約1000人が対象となる。
本社休業中もECやカスタマーサポート窓口は変わらず営業する。そのほか、商品の貸し出しや取材対応なども原則中止する。ただし、新卒採用活動における面接や説明会はオンラインにて実施する。
ベイクルーズ グループの杉村茂社長は「弊社は日本をはじめアジア、欧米など多くの国と取引がある。今回のことは自分たちだけでなく、関係する全ての方々、人類にとっての大きな試練だ。店舗の休業を余儀なくされるなど影響は大きいが、まずは人命第一で、関係者には自分と周囲の命を守る行動をとってほしい。“人ありき”のベイクルーズは、この未曾有の危機を乗り越えてさらに強くなり、お客さまや取引先さまからさらに必要とされる企業になると信じている」とコメントしている。
なお、休業中の給与や手当に関しては今後詰めていくという。