新型コロナウイルスの影響によるリモートワーク推奨の動きから、急激に需要が高まったオンライン会議サービス。ファッション業界でもビューティ業界でも利用している人は多いはずだ。しかし、ビデオをオンにすると背景に自宅の部屋が映ってしまい、恥ずかしい思いをしたり、変にプライベート感が出てしまったりして抵抗を感じる人も少なくない。
そこで、人気の無料オンライン会議サービス(アプリ)の背景対策を紹介する。ズーム(Zoom)は、背景を他の画像に置き換えられる“バーチャル背景”の機能を搭載。簡単な操作により話している本人の背景を好きな画像に変えることで、部屋が映る込むのを防ぐとともに、少しのユーモア感を演出することができる。
なおゲッティイメージズ ジャパン(GETTY IMAGES JAPAN)が展開する画像コンテンツサービスのアイストック(iStock)は、ズームで使用できる背景画像の無料提供を行っており、アイストックの公式サイトからダウンロードできる。背景画像のセットの仕方は“Zoomヘルプセンター”のサイトに手順が記してある。
スカイプ(Skype)は、ビデオ通話中に背景をぼかすことができる機能を搭載。操作手順は“Skypeヘルプ”のサイトから閲覧可能だ。フェイスブック メッセンジャー(Facebook Messenger)のスマートフォン向けアプリでは、エフェクト機能を利用できる。画面に顔文字アイコンを出したり、自身にキャラクターを重ねたりできるので、うまく活用すれば背景をごまかせる。
実際に人と会わずにミーティングをするのは寂しい気持ちにもなるが、こうした機能を活用することでほっこりした気持ちになり、会議がスムーズに進むケースもありそうだ。