ファッション

仏「ウェイティングフォーザサン」が100%リサイクル可能なアイウエア発売

 フランスのアイウエアブランド「ウェイティングフォーザサン(WAITING FOR THE SUN)」が、100%リサイクル可能で金属アレルギーになりにくいベータスチール素材を使用したコレクションを発売した。

 デザインはユニセックスで5モデルあり、価格は2万7000円。日本の輸入代理業を行うリーンスプリングのオンラインストアと東京・渋谷のクラインアイウエアで販売されている。

 リーンスプリングによると、ベータスチールはニッケルを含んでいないため、アレルギーを起こしにくく、さびないという特徴があり、ベータチタンに比べて頑丈で、ゆがみも軽減できるという。通常のステンレススチールは鉄やクロム、ニッケルといった金属で構成されており、さびないことから腕時計などにも使われているが、ニッケルを含むため金属アレルギーを起こしやすいことも指摘されていた。

 「ウェイティングフォーザサン」は2010年に、ジュリアン・チュアル(Julien Tual)とアントワン・モカール(Antoine Mocquard)の2人が設立。当初からエコやリサイクルをブランドの理念として掲げ、木をフレームに使用にしたアイウエアからスタートした。現在は、土に還る素材バイオアセテートや、金属アレルギーの人でも使用できるベータチタンなどを用いたサステナブルなモノ作りに徹している。素材はドイツで調達し、韓国で生産している。

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