ファッション

画面に映る自分の姿にどきっとする人も! 花王がウェブ会議のおすすめメイクと環境を紹介

 花王はこのほど、在宅勤務をしたことのある20~50代の一般女性を対象に、在宅勤務時のメイクについて調査を行った。また、その調査結果をもとに今後ますます活用が増えるとされるウェブ会議におすすめのメイクも併せて紹介する。

 在宅勤務時のメイクについては、「勤務先にいるときと同じくらいする」と回答した人が40.1%だった。一方で、勤務先にいるときより「少しだけ軽め」「かなり軽め」が合わせて35.5%、「全くしない」が24.3%という結果に。そして、「少しだけ軽め」「かなり軽め」「全くしない」と回答した人に対し理由を聞いたところ、39.6%が「人に会わないから」、次いで「面倒だから」と回答。では、メイクをすると仕事上どのような効果があると考えられているのか。「オンとオフの切り替えができる」が63.5%と最も多く、メイクをすることで仕事モードになれる人が多いことが分かった。

 また、年代が若いほどウェブ会議の経験率が高い傾向があることから、ウェブ会議経験者に、画面に映る自分について気になることを質問。その結果、「太って見える」(57.1%)、「不健康に見える」(42.5%)、「たるみやほうれい線が目立つ」(40.3%)と続いた。ウェブ会議中はメイクの有無に関わらず、自分の姿に“どきっ”とするときがあると判明した。

 そこで同社は、在宅勤務時のウェブ会議におすすめの“少し軽め”のメイクを紹介。まずベースメイクは、うっすらと色の付く化粧下地やBBクリーム、CCクリームで肌トラブルをカバーしながら艶を与えるのがポイント。ウェブ会議時は、パソコンのカメラから映りやすい目の下や額、鼻筋、あごなど顔の正面部分を中心になじませると良く、特に目の下が整っていると肌は美しい印象に見えるという。

 チークは、血色を良く見せるために入れたはずが、画面上では肌の汚れやでこぼこした印象を与えることも。いつもより顔の側面~外側に入れることで、顔のたるみをすっきりと見せる効果がある。

 アイメイクは眉を描きすぎないことがコツ。アイブロウパウダーを眉の形をなぞるようにして色をのせる程度に。目元はアイラッシュカーラーでまつげを上向きにし、瞳に光を取り込むことでいきいきとした印象になる。アイシャドウは、濃いブラウン系やオレンジ系、カーキ系など黄みの強い色は画面上では影やくすみとして認識されやすいため、明るいベージュ系や少し青みのあるカラーがおすすめだ。

 口元は、色や透明感、手軽さの観点から色付きリップを推奨。赤やピンクなど血色感のある色をのせることで、全体的には軽いメイクに抑えながらも、ほどよくメイクをした印象に見せることができる。

 最後に、ウェブ会議をするときの環境も重要だ。上からの照明は顔が暗く映ったり顔に不要な影が落ちたりしがち。可能であれば、窓からの光を顔の正面で受ける位置にパソコンをセットし、顔全体に光が当たるようにする。パソコンと自身の間に白い紙を置くとレフ版のようになり、顔を明るく見せる効果がある。また、パソコンのカメラ位置にも注目。適度な高さの台にパソコンを置き、カメラ位置と目線の高さをできるだけ近くなるようにすると、画面に映る自分の姿を見て思わず“どきっ”とすることもなくなるそうだ。

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