「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は新型コロナウイルス感染拡大を受け、医療用ガウン(防護服)を生産すると発表した。
4月10日にパリのアトリエで生産を開始し、パリ公立病院連合の6つの病院に無償で提供する。生産には連合公認の生地とパターンを使用。現在はボランティアによる手作業だが、自動裁断機の導入により14日以降は生産量が増える見込みだ。
マイケル・バーク(Michael Burke)会長兼最高経営責任者は「私たちにできる方法で医療従事者を支えられることを誇りに思う」と述べた。なお、「ルイ・ヴィトン」はフランス国内にある皮革製品の生産拠点などでマスクの生産も行うと発表している。