ファッション

アシックスが全世界を対象に環境配慮型のシューズボックス導入 CO2排出量を年間約1200トン削減

 アシックス(ASICS)は4月15日、再生紙を利用した環境配慮型のシューズボックスを2020年夏から全世界を対象に導入していくことを発表した。対象は一部を除く「アシックス」ブランドで、今後は「オニツカタイガー(ONITSUKA TIGER)」「ホグロフス(HOGLOFS)」を含む同社の全てのシューズを対象に検討していく。

 今回導入するシューズボックスには100%再生紙を使用。インクは水性インクで、従来と比較して約半分の使用量に抑えた。これにより二酸化炭素(CO2)の排出量が年間で約1200トン削減できる見込みだ。

 同社は2030年に向けたCO2排出量削減目標として、サプライチェーンにおける製品あたりのCO2排出量を15年比55%削減を目指す。シューズボックスの切り替えのほか、30年までにシューズアッパーとウエアに使用するポリエステル材を100%再生ポリエステルに切り替えるなどの取り組みを行っていく。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

付加価値の原動力「ホスピタリティー」特集 LVMHジャパン社長や百貨店外商、トップ販売員らの定義は?

1月13日発売の「WWDJAPAN」は、ホスピタリティーを特集します。品質だけでの差別化が難しくなっている時代、ファンを獲得して育むにはコトのレベルアップが欠かせません。特に知的好奇心や探究心が強い次世代富裕層や、リアルの価値を知り渇望するZ世代、独自の体験を求めて来日するインバウンドら、ファッション&ビューティ業界が注目する消費者を獲得するには、ホスピタリティーについて考え、モノの購買を付加価値…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。